crank brothers 装着編 その4
橋輪ブログには、滅多に話題に上がらないMTB
ましてやロードや小径車には全く縁のない15mmスルーアクスルシャフトやディスクブレーキの話
これまでして引きずるならキャリパーサポートの水平垂直度(目視では解らない程度の)が出てないとしか考えられません。となると、取付座面のフェイスカットが必要か?そんな道具うちには無いし。
原因判明
こんなお高いMTBだからと全く疑いも掛けなかった部分にありました。
黄色の丸でかっこたボルトの取付面です。ISマウウントがキャリパーサポートをかえしてポストマウントになっています。
普通センター出しをするにあたって上からキャリパー自体を止めるボルトしか緩めませんから全く気が付きませんでした。
裏側を見ると(ピンボケすいません)カーボンのリヤアームに塗った塗装がたっぷり垂れたところに締め付けてありました。
センターをだそうが、キャリパーサポート自体が傾いでいた訳ですから、ピストンが戻っても手前のパットの後ろ側と奥のパットの前側が触っていたことになります。
ヤスリでチャチャッと仕上げて終了です。全く引きずらなくなりました。
いや〜ここまでくるのに結構な時間を費やしました
このへんは、一度マウンテンのプロショップの指導を受けたいところであります
さて、ようやくペダルを付けて完成です
オーナーさんの希望は、XeNTis のコンポジットカーボンホイール KAPPA を取り付け希望されていたのですが、フロント15mm 仕様がリリースされてなくて却下。
そこで、ぼくにホイールとペダルのチョイスを任されました。
我ながらグットセンスだと思っています。(ていうか現物が見てみたかった)
で、オーナーさんは、ご想像通りのオッサンです
(最近Blogでの紹介の際、親しみを込めて”オッサン”と記していますが、ご本人を前にしてオッサンとはけして呼べません)
うちレベルではまず触ることすら出来ないような自転車を整備させて頂く機会を幾度も与えてくれた”オッサン”に大感謝です。そして、これからもその機会は訪れるでしょう。
オッサンの途方もない自転車病が治らない限り