乗れば乗るほど好きになる S11i


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自分が乗ってみたい衝動に駆られ試乗車を
下ろしてしまったS11i。       高級感溢れるフォルムには、高級感溢れる走りが詰まっていた。


走行フィーリングを一言で言うならば”スムース&サイレント”。
スムースは漕ぎ出しの軽さと変速におけるタイムラグの無さで、サイレントはフリーの音も無く、もちろん変速の度にチェーンがカセットを脱線していくガチャガチャ音も皆無。
まるで雲の上を走っているような感覚になる。
アンドロスステムのお蔭で、ショーウインドーを見ながらの散策や景色を楽しみながら走るアップライトなポジションが瞬時にセットできるのが嬉しい。
チェーンリングガードとチェーンプロテクターは、ちょっとお洒落着で乗りたいS11iにとっては必須アイテム。


         Shimano Alfine 11

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シマノからNEWリリースされた内装11段変速ハブ「アルフィーネ11」。
8速から11速に増えて部品点数も多いながらヘリカルギヤの採用によりギヤ板の厚みを薄くするなどしAlfine8より10数g軽量化している。
FSAのクランクにつくチェーンリングは46T、スプロケットが18T。
「ギヤ比409%」などと解りずらい表現をしているが超ワイドレシオなのは間違いない。

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たとえば線路を超えるこんなスロープでも2速シッティングで楽々登れる。
トップ11速にあっては、信号のない300m位の下りにでも出くわさないかぎり入れる気がしないと表現すれば解っていただけるだろうか?




     2WAYリリースとマルチリリース

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トップノーマルとしたことで外装変速に慣れたものにとっては親しみやすいシフター。
下の大きい方のレバーがシフトダウン、上がアップ、それぞれ1プッシュで1段ずつ変速するが、フルストロークで2段変速できる。よって5ストロークで一気に落とすことができます。
シフトフィーリングは「気持ち良い」の一言。


  内装であってもケーブルの初期伸びは出ます

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この調整も簡単で、インジケーターを見ながら11から6にします

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そしてカセットジョイントの黄色いセットライン2つを確認します

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2本のラインが合うまでシフターのケーブルアジャスターを緩めるだけ




耐久性と内部抵抗の軽減を狙ってグリスではなくオイル潤滑となっている

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 オイル注しマークの脇にオイルドレーンボルトが見える

「じゃーなんだよ、この自転車オイル交換しなきゃいけねーのか?」

「めんどくせー!」  と思うか?

スポーツカーやモーターサイクルを趣味としていた方々は、お金を払ってもオイル交換とは、「気持ちいい」ものだと思ってるに違いない。

※シマノでは、初回1.000km、後は2年又は5.000km毎の交換を推奨している。



     なんと言っても乗ってみるのが1番
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    試乗車をご用意してお待ちしております


 ※試乗には、身分証明書の提示をお願しております