”ちい散歩”が柏の街に


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      本当に突然来るんですね

「橋輪さん、地井さんもうじき来ますので宜しくお願いします」

「言われた事に対して適当に受け答えしとけばOKですよねー」

なんて言ってはみたが、マイク付けられたら、しどろみどろ。


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KIMORIに見入るディレクターとカメラマン。地井さんの画像はギャラが発生してしまうのでタブー。


    ”ちい散歩”と言えば神社に行かねば


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で、柏神社に行かれたのですが、何かおかしいなと思ったろうな?
               地井さん。

       神社なのに鳥居が無いのです
                ⇓
    http://hashirin.com/archives/1277213.html


      以下、柏神社鳥居復興の記録です
        (こんなの滅多に見られない)



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これが新しい鳥居のフレームセットです(マテリアルはStone)



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  クレーン2機を駆使して巨大な柱を吊り上げます
昔の人たちは、やぐらを組んで引き上げたんだろうな?


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2本あるうちの下側の横棒(島木しまぎと言うらしい)が1本物で縦の柱を貫いているものと思ってたら3分割だったって知ってました。


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そして今回、日本初の工法が、切られた”ほぞ”の中に丸穴が

         (画像クリックで拡大)
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  ここにステンレス製のアンカーピンが打たれてます



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       端っこを付けるが2人がかり


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           端っこ両脇完成


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     さて平行を出す為にはどうするか?
台石は、臼のようになっていて、柱が乗るが木森さんでは、許せないほどのガバガバクリアランスとなっており、そこにくさびを打ち込んで傾きを調整した後にモルタルで固める。(くさびは、何時抜くのだろう)


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    笠木(かさき)と呼ばれる上の柱を乗せて


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   島木に打ち込む石のくさびを削って調整中



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これがくさびだが、実はダミー(飾り)で、既に金属のくさびが中に打ち込まれてる。


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この石が額束(がくずか)で2分割の笠木を支えており、これが外れると崩壊するそうです。
(昔の鳥居は接着材のモルタルを一切使ってなく、お互いの重量物で支えあって立ってると言う)


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         立派な鳥居が完成しました 


”ちい散歩”橋輪来店の巻きは、テレ朝 9月27日(火)朝9:55 

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