コロッサスなサスペンション

今日は、フロントサスペンションの作動を検証する。

フロントまわりに特殊な測定器具を装着されたコロッサス。

どの部品が一体化していて、どの部分が動いて、どの部分で支持してるかを見極める事が大事。
今、ハンドルが真っ直ぐな状態で赤いラインを引く。

ショックアブソーバーのボトムの部分に付くピロボールと取付ボルトにもライン。
ハンドルを左にきると

Aのパーツと下のピロボールで支持しているのが解る。
それ以外のパーツは一体になって回っている。

Aの部品にはベアリングが仕込まれていて、フレームに支持されるも、インナーチューブ(黒く見えるシャフト)とは回転できるようになっていて、かつ上のアッパーアームの取り付く部品とも上下に首振りは、しつつも一体になっている。
「だんだん難しくなってきたっぞー」 「皆さんちゃんと付いて来て下さいねー」
「てーか、説明のしかたが悪いんじゃねー」
ハンドルを切るとどうなるか、ハンドルバーはステムに止まってて、ステムはインナーチューブを摑んでる。
アッパーアームの取り付く部品もインナーチューブを噛んでいるのでハンドルの切れ角と同じに動くアッパーアームがフォークを曲げることになります。
航空機に使われるオレオサスペンションと同じです。
次にストロークです
コロッサスはエアースプリング(コイルスプリングは重いがエアはタダ)と減衰装置にオイルダンパーを使用しています。
エアサスなのでバルブからエアーを抜いてしまえば簡単にストロークしちゃいますので作動確認ができます。
下の2枚の写真を見比べればアッパーアームとロアーアームが作動してストロークするのが一目瞭然で解りますが、実は、Aの部品も上下に動いてるんです。
スポークみたいに見える(いやスポークだ)特殊なデバイスで実験してみましょう。
(画像クリックで拡大)

サスペンションが伸びきった状態で測定っすると105mmあります。

フルボトムさせると95mm、と言うことはAの部品が若干上を向く、即ちサスペンションが後ろに倒れる。
したがってAの部品とフレームの接合部も稼動部分であることが解ります。

実際にBBからクイック中心までの距離を測ってみましょう
サスペンション伸び:475mm
サスペンション縮み:458mm
フルストロークした時の方が短いと言う事はキャスターが立ってる。おかしいぞ!
さっき言った、「即ちサスペンションが後ろに倒れる」だとキャスターは寝るはず?
次回につづく
※木森さん なんか間違ってたら恥かないようメールでこっそり教えといて。

今日は、フロントサスペンションの作動を検証する。

フロントまわりに特殊な測定器具を装着されたコロッサス。

どの部品が一体化していて、どの部分が動いて、どの部分で支持してるかを見極める事が大事。
今、ハンドルが真っ直ぐな状態で赤いラインを引く。

ショックアブソーバーのボトムの部分に付くピロボールと取付ボルトにもライン。
ハンドルを左にきると

Aのパーツと下のピロボールで支持しているのが解る。
それ以外のパーツは一体になって回っている。

Aの部品にはベアリングが仕込まれていて、フレームに支持されるも、インナーチューブ(黒く見えるシャフト)とは回転できるようになっていて、かつ上のアッパーアームの取り付く部品とも上下に首振りは、しつつも一体になっている。
「だんだん難しくなってきたっぞー」 「皆さんちゃんと付いて来て下さいねー」
「てーか、説明のしかたが悪いんじゃねー」
ハンドルを切るとどうなるか、ハンドルバーはステムに止まってて、ステムはインナーチューブを摑んでる。
アッパーアームの取り付く部品もインナーチューブを噛んでいるのでハンドルの切れ角と同じに動くアッパーアームがフォークを曲げることになります。
航空機に使われるオレオサスペンションと同じです。
次にストロークです
コロッサスはエアースプリング(コイルスプリングは重いがエアはタダ)と減衰装置にオイルダンパーを使用しています。
エアサスなのでバルブからエアーを抜いてしまえば簡単にストロークしちゃいますので作動確認ができます。
下の2枚の写真を見比べればアッパーアームとロアーアームが作動してストロークするのが一目瞭然で解りますが、実は、Aの部品も上下に動いてるんです。
スポークみたいに見える(いやスポークだ)特殊なデバイスで実験してみましょう。
(画像クリックで拡大)

サスペンションが伸びきった状態で測定っすると105mmあります。

フルボトムさせると95mm、と言うことはAの部品が若干上を向く、即ちサスペンションが後ろに倒れる。
したがってAの部品とフレームの接合部も稼動部分であることが解ります。

実際にBBからクイック中心までの距離を測ってみましょう
サスペンション伸び:475mm
サスペンション縮み:458mm
フルストロークした時の方が短いと言う事はキャスターが立ってる。おかしいぞ!
さっき言った、「即ちサスペンションが後ろに倒れる」だとキャスターは寝るはず?
次回につづく
※木森さん なんか間違ってたら恥かないようメールでこっそり教えといて。