まずは、ケツから行きますか

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ハンガーに有るリヤスイングアームのピポット部。



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チェーンステーとシートステーの結合に、なぜピロボールが必要なのか?


ハンガーからリヤアームがスイングするのは、モールトンなどと同じ

モールトンは、ハンガー部のみで支持されていて、リジットのシートステーがシートチューブ後方に付いたラバーコーンを押し潰す事によるサスペンションとなっているのに対し、KIMORIはマウンテンバイクの設計から来てる為に、ショック取付部でリヤアームの横方向の捩じれまでも支持しようと言う観点からこの様なサスペンションレイアウトとなっている。

で、なぜピロボールが必要なのか?

「見りゃ解るだろう」 解るんだけど、実際にストロークしたときのエンド側の挟み角がどう変化するのか知りたい。

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特殊なスケールを使って検証してみる。

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スケールの90度に曲がった末端をピポットの穴にセットして、反対側をショックの取付位置に合わせます。

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そしてサスペンションをストロークさせて行きフルボトムの位置まで動かします。(実際にはこんな所まで動く事はないが1cm位では解らないので)

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でもって、その角度を保ちつつチェーンステーと平行まで戻します。

するとどうでしょう、エンドの挟み角はストロークするに従い広くなっていく事が解ります。

「なんでこんな事やってっかって」

僕の場合、頭の中だけでは考えられないんです。


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まだまだ不思議が詰まったCOLOSSUS



誰かSL(蒸気機関車)が、何故、前進したり後退できるのか図解で教えてくれる人いませんかー?

足踏みミシンなら予めハンドル回して弾み車を正回転させておいて踏み始めればいいが、ピストンが前後してるだけのSLでは、駅で止まって再出発する際に、ピストじゃないけどクランクが変な位置にあったらバックし始めるんじゃないかな。

”支点を変える”てーのは解ってんだけど。以前、神田にあった交通博物館にその展示(ボタンを押すと一定の時間だけ動くやつ)があって、ハンドルを操作すると前進後退の切替が出来るようになっていた。

でも何度ボタンを押しても前進しかしない。何故かと言うとハンドルの握り部分は、そうとういじくり回されたのか塗装が完全に剝げてるにもかかわらず、展示物全体が透明のアクリル板に囲われておりハンドルに触ることすら出来ないのだ。



お台場にて、「仕事も Blog も さぼりDAY 」言い訳編 【橋輪Blog】