さて、何の箱でしょう?

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          桐箪笥の様な・・・・・・・。




        釘は一本も使ってないです。





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                   RUBBER CEMENT





             これです。
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      うちでは「パンク箱」と呼んでいます。

丸穴にスッポリ入ったラバーセメントをチューブに塗り、パッチを圧着させる為にパンク箱の上でローラーで叩くは、擦る訳で大変丈夫でないといけません。

以前使っていた物がさすがにぶっ壊れて(ぼくのオヤジが生きている頃から使っていたから、ゆうに10年は経つか)新品を探していたのですが、問屋さんに聞いても何処にも無い。(過去に刑務所で作っていたらしい)

昔はヨコハマタイヤなどのロゴが入った物が幾らでも貰えたのに、(沢山あっても邪魔なだけだが)一個ぐらいストックしておけば良かった。



そこで知り合いの建具屋さんのK氏に制作を依頼。


          素晴らしい出来です。
昔からの自転車屋はコレじゃないと仕事になりません。



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特殊な液体が入った専用の容器でエアーリークの試験を行うタケシくん。



ただの水を汲んだバケツです。この方法は先々代から80年たった今でも変らない。

ちなみに、一日にパンク修理した台数が40台と言う記録を2008年の8月に叩き出している(自慢)

         パンク修理(一箇所)で1.000円。

         やっぱ、こいつは「$ドル箱」だ。