フレームの方に問題有り。

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         Vクランプの一例
ヒンジにガタが無くともクランプの噛み付く力が弱ければガタは出ます。ここにガタが有るのにハンドルを揺するとヘットパーツから伝わってきてるように感じる事が有ります。調整はいたって簡単。

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まずレバーお開いてフレームを折ります。
次に上の写真で見えるロックナットを10mmのスパナで緩めます。
6mmのアレーンキーでクランプ表のキャップボルトを少し締めてみます。フレームを元に戻してレバーを閉じてみます、「ギュー・・・パタン」(我ながら良い表現)と閉じればベスト、キャップボルトを締めすぎるとレバーが閉じれなくなります。ベストセッティングが出たら最初に緩めたロックナットをロックして完了。

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構成部品はこんな感じ、手前の長いネジはVクランプ分解用の唯一のスペシャルツール
(ただの、バイクのテールレンズ取付用3mmネジ)
間違った方向でもアッセンブル出来てしまうので構造を把握できてない方は触るべからず”危険”。


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スチールフレームの「スピードP8」や「ボードウォーク」はこのタイロットで。


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         メトロもタイロットで。





    立ちこぎすると消える場合はここを。

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フレームシートチューブの内側のスリットの入ったアルミカラーを抜き取り洗浄しグリスアップして組み直してください。

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Muなどのモデルは進行方向のイモネジを緩めないとポストクランプが外れません。




ここにもクイックレバーが使われてます。クイックってなんで横に倒すだけで締め上がるんだ?

    次回のDAHONメンテナンス講座はその辺を。