ヘッドベアリングのプリロード(あらかじめ荷重を掛けておく)調整が出来ているにも関わらずガタが出るのは、他にいくつかの要因があります。



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    このDAHON カーブD3 で見てみよう。
    ディスプレイで籐のバスケットを付けてある。
      RIXEN&KAUL(リクセン・カウル)
      ラタンバスケット      7.665円

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ハンドルポストには高さとバーの角度の調整機構がありますが、どちらもクイックで締め上げる様になっています。この締めがあまいのも原因の一つです。クイックレバーが90度の位置から重くなるよう反対側のナットで調整します。
余談ですが、安物の折畳み自転車乗っている人の殆どが間違ったクイックの使い方してます。それは「クイックを開いたままレバーをグルグルと回して締め上げておしまい」と言う恐ろしいものです。


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ハンドルポストの折畳み機構(ラディアスV)にも調整が有ります。
今6mmのスパナが掛かっている部分がタイロットで両側に正ネジと逆ネジが切ってあります。これを回すことでクランプとヒンジ部のカムの距離が変り噛み付く力を調整します。

ほんの少し回しただけで、かなり変ってきます。部品が分離するほどグルグル回しちゃった人はプロに任せて戻してもらいましょう。


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左が2008までのハンドルポストで馬の”ひずめ”の様なクランプが中から外へ噛み付くのに対し右の2009以降は外から抱え込む形に。



ココまでチェックしても、まだガタが有るようでしたらフレーム側を疑います
            次はフレームラッチを。