カーボンホイールで翼形(流線型)と書きました。

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       橋輪3Fのラジコン格納庫

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これは、初心者向けの練習機モスキートモス号。

クラークYと言う翼形で、下面がフラットで上面が孤を描いています。
これが空気の中を進むと、下を流れる空気よりも、上を流れる空気の方が遠廻りになる為、速く流れないと最後に合流できません。
よって、下面は正圧、上面は負圧となり飛行機を吸い上げるのです。



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     こちらは、アクロ機のエクストラ300。

対称翼で上も下のまったく同じです。背面飛行の時にでも変な影響がでないようになってます。      「それじゃ浮かねーじゃん」
迎角(むかえかく)と言って、お尻をちょっと下げてやると地面と垂直な方向に揚力が発生します。お尻を下げているので風は、斜め下から当たってる事になります。
(図解説明を試み、お絵描きツールをグリグリやてみましたがムリでした)
この翼を自転車に置き換えると、どうでしょう。

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   FUJI TRACK PRO   157.500円

トラックプロ 極太ダウンチューブからトップチューブ、シートステイに至るまでエアロフォルムで、シートピラーはまるで垂直尾翼(バーチカルスタビライザー)のようだ。 これにプラスしてHED H3にディープリム。

皆さん迎え風は大変ですよね。  進行方向左斜前から風が吹いてるとします。お尻を下げて(この場合は横になるが)飛んでいるのと同じ状態ですが、自転車は地面に接地しているのでハンドルで進行方向を保つ事ができます。するとどうでしょう、お尻を下げて地面から垂直に揚力が出ると書きましたが、車体(翼)を真っすぐに戻せたら揚力は若干右斜め前に出る事になります。  

             これが、推進力になるのです。

嘘だと思ったらエアロフォルムな自転車を買って(橋輪で)試してください。

          素人の僕が走っても体感できます。

ヨットが向かい風でも斜めながら前進できるのと同じ原理です。