MOULTON TSR-9 SP が売れました(その12)【橋輪Blog】

MOULTON TSR-9 SP が売れました(その12)

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さて、いよいよコクピットに侵入です。ドロップバーは、ごく普通の NITTO。ステムはアップライトなもの選びました。Shimano パーツのブレーキレバー BL-R400、バーエンドシフター DURA-ACE SL-BSR1、ペダル PD-M520 は、シマノに在庫なしだったので持ち込んで頂きました。

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ドロップバー:NITTO B105AA 25.4 390mm   4.700円(税別)




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ステム:GIZA PRODUCTS MS28 50/130° 25.4 100mm  3.700円(税別)



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ステムは、オーバーサイズなのでオリジナルの1インチ変換スペーサーと併用して取り付けます。



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30mm コラムスペーサーが4個入ってますが、



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これでは掴みきれません。



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DIA-COMPE アルミ A ヘッドスペーサー 1"  2mm  250円(税別)
DIA-COMPE アルミ A ヘッドスペーサー 1"  5mm  270円(税別)


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30mm を1個抜き、5mm と 2mm で 7mm としました。1インチのヘッドスペーサー在庫してる店あまりないと思いますよ。



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ヘッドキャップの余裕も丁度いいです。



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ハンドルバーの取り付け。



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バーの角度とブレーキレバーの位置を遠くから眺めつつ決めていきます。



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そして右だけ装着したバーエンドコントローラー。



今夜は、ここまで。

明日につづく、



MOULTON TSR-9 SP が売れました(その11)【橋輪Blog】

MOULTON TSR-9 SP が売れました(その11)

昨日のリヤディレーラースペーサーは、Sugino のチェーンリングスペーサー0.5mm でベストでした。今夜は、チェーンの取り付けからブレーキキャリパーまで。

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チェーンは、ロングの126リンクを用意して正解。リヤセンターの長いモールトンでも余裕です。



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ハンドチェンジで Hi / Lo アジャストスクリューの調整をやっておきます。



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チェーンラインも 103mm BB で狙い通りです。



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Hi / Lo 共に逆回転も OK!


 
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ブレーキキャリパー:Shimano 105 BR-R7000 SL F/R SET  11.681円(税込)



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リヤブレーキキャリパー取り付け。やはり予想はしてましたが、ショートリーチのためリムに僅かに届きません。


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フロントに問題発生!



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数種類の取り付けナットが付属しますが、どれも合いません。



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サブフォークブレーキ取り付けブロックに密着する長さのナットを選ぶと、



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キャリパーのネジに届きません。



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次の長さを試すと、



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奥の段差でストップして浮いてしまいます。



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頭が浮いた状態でも奥の段差で締付可能ですが、二山三山しかかかりません。(6山ほど掛かるように見えますが、実際には白いゆるみ止めが付いている部分より先端はナットの入り口にネジがない)


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これは思い切ってブロック奥の段差を削るしかない。



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新車のフレームに物騒なものを持ち出しましたが、意外とサクサク彫れました。



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完全に奥まで入るようになりましたのでネジ山が稼げます。



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これだけ締め代があれば問題なし。



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GIZA PRODUCTS オフセットブレーキシュー 3.600円(税別)




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これで最大10mm ダウン。



105 ブレーキキャリパー、ちょっとビビりましたが難なくクリアー。

明日につづく、


MOULTON TSR-9 SP が売れました(その10)【橋輪Blog】

MOULTON TSR-9 SP が売れました(その10)

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ここからは、カスタマイジングに入っていきます。今日は、ドライブトレインから。

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POWER TOOLS MINI VELO CHANRING 56T 9.000円(税別)



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Sugino RD4 クランク SL 170mm   36.000円(税別)



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Sugino CBB AL ボトムブラケット 103mm    14.500円(税別)
Sugino KPB アクセルボルト 1.400円(税別)


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オリジナル BB 外します。



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BB シェル内じゃりじゃりだったんで洗浄後、



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サビ防止でグリスを塗りたくりました。



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Sugino アルミ BB は、前回のデータから103mm をチョイス。



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BB セット完了。



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やっぱクランク変えると高級感が違います。



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リヤディレーラー:Shimano 105 RD-R7000  7.422円(税別)
カセットスプロケ:Shimano CS-HG 700-11s 11-34T  7.227円(税別)
チェーン:Shimano CN-HG 701 126L クイックリンク  5.126円(税別)


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カセットは、フロントシングル故にワイドレシオの11-34T。



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ここからは、ペース上げてきまっせ。



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一応ディレーラーハンガーも点検しときましょう。



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全然問題ないですね。



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もうシルバーは、105しかないですからね。



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トップ側の調整をします。



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やはりモールトンの薄いリヤエンドでは、トップに行き切らないですね。



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SRAM に付けてあったワッシャー。



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これ入れてみます。



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これは、ストッパーが際どいです。



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厚さを測ると1.56mm もありました。



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Sugino チェーンリングスペーサー 0.5mm   500円(税別)


このチェーンリングスペーサー非常に高価なんですが、ここでは良い仕事をしてくれます。

次回につづく、



MOULTON TSR-9 SP が売れました(その9)【橋輪Blog】

MOULTON TSR-9 SP が売れました(その9)

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シム調整が決まったので再び分解し、グリスを充填して再組立てしようと思ったら久々にやらかしました。

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ブラスブッシュ側に入れたシムが1枚だけ噛んでました。



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噛んでて丁度いいってのまずいですね。スピンドル側の0.3mm はそのままにブラスブッシュ側のシムを何度か入れ替え結果、0.2mm と0.1mm 2枚で0.3mm に落ち着きました。


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グリスを充填します。



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2枚重ねで使う場合は、薄い方を内側にするとよい。



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ずれないように細心の注意を払って滑り込ませます。



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この辺でそろっとひっくり返して反対側もチェック。



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今度は、上手くいったみたい。



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ピポットボルトを締め付け、



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ラバーコーンを決めちゃいましょう。



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最後にパシュレー製のみのフレームに付いてくるグリースニップルを取付。今後分解の必要性は皆無で、ニップルからグリースガンで充填するだけのエメンテナンスフリーとなります。


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下半身が整ったところで hasirin ステッカーを。



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フロントセクションを合体します。



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ハイトルクロックリング 3.500円(税別)




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ハイトルクロックリング



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フォークを組付けます。



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こちらもダストシールの向きを確認するため一度仮組。



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シールドベアリングは、潤滑ではなく錆防止でグリスを塗布。



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先ほどの APB に倣ってコラムにもグリスを塗りました。



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これにて車体整備は、すべて完了!

明日につづく、




MOULTON TSR-9 SP が売れました(その8)【橋輪Blog】

MOULTON TSR-9 SP が売れました(その8)

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モノタロウが到着。待っていたのは、内径8mm 外形13mm 厚さ0.3mm のベアリング用精密シムリング。これでリヤスイングアームが組めます。

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こちらのフランジに内径8mm 外形13mm 厚さ0.3mm のシムリング。



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スピンドルと共に組んでみます。



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シムリングは、スッパっと入るのではなくギュギュって感じで入ります。



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勿論ピポットボルトは締めてません。



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横方向のがたもなくスピンドルも、ぐにゅっと回ります。最終的にピポットボルトを締めるとフレームと写真のパーツ5点は、一体化となる。


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そして反対側は、ブラスブッシュ調整用に0.2mm 厚のシムリング2枚でトータル0.4mm。



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これを同時に入れるのは、結構至難の業なんですよ。



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片手で両側のシムを押さえ、



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滑り込ませますが、当然はみ出したりします。



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これを色々と面倒みるのです。



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ボルトが貫通できました。グリスは、まだ塗布していません。



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合体したフレームをバイクスタンドにセット。



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ピポットボルトは、渾身の力を込めクソ締めします。



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さて縛っておいた紐をほどくと、



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さー離しますよ!



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持っている力を少し抜くと抜いた分だけググ、ググ、って感じで下がってきます。




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エンドを掴んで振ってみても全くガタもありません。


一発で決まった感じですね。0.3と0.4に決定!これでシルキーライドが提供できます。この後もう一度分解しグリスを塗布して本組となります。

明日につづく、




MOULTON TSR-9 SP が売れました(その7)【橋輪Blog】

MOULTON TSR-9 SP が売れました(その7)

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モノタロウを待っている間にもう一台 APB のオーバーホール依頼が来ているので平行して進めていきたいと思います。

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しばらく乗っていなかったようで、やりっぱなし感満載です。



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先ずは、フロントセクションから。



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分解前に試乗したところ Shimano XT のブレーキ鳴きが酷かったんでブレーキシューも交換します。



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APB のヘッドパーツは、1インチのスレッドタイプ。きちんとグリスが充填されてますね。



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コラム外側にもたっぷりグリスが塗られていて錆びていません。



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ヘッドバッチが曲がっているのが気になります。



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サスペンションフォークの分解。



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ボトムリンクは、外側にナイロンナットが来てますがこれも気になります。



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内プレートには削り落としたような跡が。



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ボルトではなく一体化しています。こんなパーツもあったんですね。



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ボトムリンクブッシュも問題ありません。



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サブフォークを抜いてみるとハードスプリングが出てきました。



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パーツを洗浄。



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洗浄したパーツをきちんと並べちゃんとやってる感出しときましょう。



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コラム内を除くと何かいますね。


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アルミ製のピストンが出てきました。



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洗浄しヘッドパーツは、グリスを充填する前に仮組し、



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メインフォークだけでスムースに回るか点検。ダストシールの表裏間違えの確認もできます。



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ピストンとスプリングにグリスを塗布。



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フリクションワッシャーにもグリスね。



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フォークオーバーホール完了。



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このタイミングでモノタロウが到着。



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ヘッドベアリングにグリスを充填し、



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フロントセクション終了。


ここまで見たところきちんと整備されていたようですね。

明日は、TSR に戻ります。



モノタロウ到着!モールトン組めるぞ【橋輪Blog】

モノタロウ到着!モールトン組めるぞ

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モノタロウに発注したモールトン TSR に使うシムリングが到着した。こんな長い箱もあるんですね。ってのは、ついでに別の物も注文したんです。

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箱を開けると別に注文した19Φのアルミパイプだけで肝心のシムリングが入ってない。翌日出荷って書いてあったのに!


なわけで今夜は、社長室よりお届けする

頭のもげた PA-18 SUPER CUB の修復

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完全に頭がもげた機体。ぼくに修復できる自信はないが、出来るところまでやってみる。先ずは、高翼機で重要なルーフ部分の修復。割れた部分を瞬間接着剤で復元し後から補強を入れる。接着剤で止めてしまうと補強ヵ所が分からなくなるので写真を撮っておくことが大事だ。

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証拠写真は、バッチリだ。これより張り合わせを行う。



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大体正確な形に戻った。ここから補強していく。



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主翼用のバルサリブを4mm で作り内側から補強した。これでルーフの形は元通り。



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ウイングチューブを挿入するとスルっと入った。狂っていない証拠だ。



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ところがアルミウイングチューブが曲がっていたことを忘れていた。



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ウイングボルト固定用にべニアから切り出したパーツ。



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チューブが曲がっているので片側ずつ作業する。



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ウイングボルトを締め木工ボンドで接着。



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ここからが難儀。破損した部材を全て持って帰ってきたのには意味がある。



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元々完成機なので図面がない。ジグゾーパズルのように張り合わせ寸法を測るのだ。



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曲がったウイングチューブの太さを測ってみると多分19mm。19.00mm ではないのでインチサイズの可能性もあるが、19mm で勝負に出る。欲しいのは、厚み1mm の19Φで長さが、810mm。


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モノタロウにあったのが、厚み1mm の19Φで長さが、995mm で538円であった。



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19mm でピッタリだった。一安心。



モノタロウの出荷履歴を調べるとシムリングは、7月12日出荷予定となっていた。

明日到着!あ〜あ、モールトン進まなかった。


2023 tern Rip の650c モデル【橋輪Blog】

2023 tern Rip の650c モデル

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Rip(リップ)

2023 tern
RIP              97.900円(税込)
橋輪プライス      88.100円(税込)
46 /  50 /  54 cm     8 Speed   10.2kg
適用身長:(46)650c 150〜160cm 
                  (50)650c 160〜170cm
                  (54)700c 170〜180cm

以前ご紹介したのは、フレームサイズ54の700c モデルでしたが、今夜は、650c ホイール採用の46サイズです。

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フレームサイズ46cm で撮影。



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カラーは、バーント。



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700c モデルに比べコンパクトに纏まったエアロフレーム。



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ホイールサイズは、650c を採用。



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インチダウンでリムハイトが上がって迫力ありますね。

カッコいいです!


DAHON / tern キャンペーン絶賛継続中!【橋輪Blog】

DAHON / tern キャンペーン絶賛継続中!

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6月30日から開催中の DAHON / tern キャンペーンですが、これまで購入されたお客さんで「今キャンペーンやっててキャシュバックがあるんですよ」「え、そうなんですか知りませんでした」って方が殆どです。8月6日までやってますのでこの機会に是非!

DAHON_アクティブサマーキャンペーンバナー案_02
DAHON アクティブサマーキャンペーンの内容は、⇒ こちら



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tern エンジョイサマーセールの内容は、⇒ こちら



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お買い得車両盛り沢山で〜す!


MOULTON TSR-9 SP が売れました(その6)【橋輪Blog】

MOULTON TSR-9 SP が売れました(その6)

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隙間ゲージで測定した結果、ブラスブッシュ側に内径13mm 厚さ0.40mm のシムリング1枚。そしてスピンドル用に内径8mm 外径13mm 厚さ0.30mm を1枚入れれば良い計算。

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内径13mm 外径19mm のベアリング用精密シムリングの在庫は、厚み1.0 / 0.5 / 0.3 / 0.2 / 0.1 / 0.05mm と細かく揃えている。シムは、0.0以下になると値段が10倍近くになる。


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ここは、0.2mm を2枚を使い0.40mm とする。微調整に0.05mm を追加することもある。そしてスピンドル用の内径8mm 外径13mm だが、左の袋が厚み0.4mm。残念なことに0.3mm のストックがなかった。

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0.4mm を無理やり入れようとするも入りません。やっぱ正直だよな。


今日で車体整備終わると思ってたのに悔しい。Monotaro に注文だ!

次回につづく、



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